「ミサイル」と忌み言葉について
訳あってミサイルについて勉強したことがありますが、文系の出でもあり、ミサイルがどのようにして飛んだり曲がったりするかについては置いといて、ちょっと違う見方で考察したいと思います。
ミサイルの語源はラテン語の「mittere」(投げる-mitto)から派生した形容詞、missile(投げられるもの)です。
英語、ロマンス諸語(仏伊西語等)では「ミサイル」、「ミシール」、「ミシーレ」とラテン語の綴りや発音をそのまま残している一方、ドイツ語「Rakete(ラケーテ)」、ロシア語「Ракета(ラケータ)」のようにロケット弾との区別が曖昧なケースもあるようです。
学生時代、ラテン語については4月にエントリーして5月の連休明けにはギブアップした私ですが、「missile」という単語を見るとき、語頭に「失敗」、「ハズレ」を意味する「miss」がついていることに若干の違和感があります。「失敗弾」、「ハズレもの」、「どうせ当たらない」みたいなニュアンスや響きになりはしないのでしょうか。少なくとも、現場では「hit」か「miss」かで血道をあげているときに、何とも不吉な印象があります。
ほかにも、NASAのジョンソン宇宙センターはヒューストンにありますが、ヒューストンなんて打ち上げたものが落ちてきそうでちょっと、、というのが一般的な感覚ではないでしょうか。(これはちょっと違う。。)
日本語には「忌み言葉」というものがあります。
ネガティブなもの、不浄なものを連想させる関係語を避けたり言い換えたりするもので、
「あし」を「よし」に(「悪し(あし)」に通じるため)、
「おから」を「卯の花」に(空(から)」に通じるため)、
「おしまい’を「おひらき」に、
「するめ」を「あたりめ」に(ギャンブルで「する」に通じるため)、
言い換えたりするのが該当します。
そのほかにも、
「鉄」という字は「金」を「失」うに通じるので、製鉄会社や鉄道会社などはわざわざ旧字体の「鐵」を使う例がある、とのことです。これも忌み言葉に通じる考え方です。
結婚式では、「切れる」」「別れる」「出る」「戻る」など、スピーチ等で避けるべき忌み言葉がたくさんあります。「かさねがさね」、「くれぐれも」といった重ね言葉もアウトだそうです。
かつて、宮中では「そば(蕎麦)」といいう言葉も忌み言葉でした。
蕎麦の実が三角錐→1面の角が3つ→三つの角→みかど→帝(みかど)→恐れ多くて使えない!
ということになり、仕方なく、葉の形が葵のそれに似ている、ということで「あおい」と呼んでいたそうです。
油断した貴族が「お昼は簡単にソバで済まそうかと」なんて言おうものなら、総スカンだったのでしょう。
その「あおい」を細長く切って食べるようになったのは江戸時代ですが、今度は葵の紋所との関係が、、
それに比べれば、最近の結婚式ではそんなに気をつけていないし(スピーチでも使いまくり)、今は思い付いたことをたいてい口にすることができる、(良し悪しは別として、)自由な緩い時代です。
「ミサイル」と「忌み言葉」、
このような違いは「言霊(ことだま)」理論で説明できるものなのでしょうか、それとも、英語にも忌み言葉のようなものは存在するのでしょうか。興味のあるところです。
さて、件の「miss-ile」ですが、
ローマ時代から今に至るまでチャンスもあったわけだし、「hittle」とかなんとかしておけば良かったのに、と思いました。
ミサイルの語源はラテン語の「mittere」(投げる-mitto)から派生した形容詞、missile(投げられるもの)です。
英語、ロマンス諸語(仏伊西語等)では「ミサイル」、「ミシール」、「ミシーレ」とラテン語の綴りや発音をそのまま残している一方、ドイツ語「Rakete(ラケーテ)」、ロシア語「Ракета(ラケータ)」のようにロケット弾との区別が曖昧なケースもあるようです。
学生時代、ラテン語については4月にエントリーして5月の連休明けにはギブアップした私ですが、「missile」という単語を見るとき、語頭に「失敗」、「ハズレ」を意味する「miss」がついていることに若干の違和感があります。「失敗弾」、「ハズレもの」、「どうせ当たらない」みたいなニュアンスや響きになりはしないのでしょうか。少なくとも、現場では「hit」か「miss」かで血道をあげているときに、何とも不吉な印象があります。
ほかにも、NASAのジョンソン宇宙センターはヒューストンにありますが、ヒューストンなんて打ち上げたものが落ちてきそうでちょっと、、というのが一般的な感覚ではないでしょうか。(これはちょっと違う。。)
日本語には「忌み言葉」というものがあります。
ネガティブなもの、不浄なものを連想させる関係語を避けたり言い換えたりするもので、
「あし」を「よし」に(「悪し(あし)」に通じるため)、
「おから」を「卯の花」に(空(から)」に通じるため)、
「おしまい’を「おひらき」に、
「するめ」を「あたりめ」に(ギャンブルで「する」に通じるため)、
言い換えたりするのが該当します。
そのほかにも、
「鉄」という字は「金」を「失」うに通じるので、製鉄会社や鉄道会社などはわざわざ旧字体の「鐵」を使う例がある、とのことです。これも忌み言葉に通じる考え方です。
結婚式では、「切れる」」「別れる」「出る」「戻る」など、スピーチ等で避けるべき忌み言葉がたくさんあります。「かさねがさね」、「くれぐれも」といった重ね言葉もアウトだそうです。
かつて、宮中では「そば(蕎麦)」といいう言葉も忌み言葉でした。
蕎麦の実が三角錐→1面の角が3つ→三つの角→みかど→帝(みかど)→恐れ多くて使えない!
ということになり、仕方なく、葉の形が葵のそれに似ている、ということで「あおい」と呼んでいたそうです。
油断した貴族が「お昼は簡単にソバで済まそうかと」なんて言おうものなら、総スカンだったのでしょう。
その「あおい」を細長く切って食べるようになったのは江戸時代ですが、今度は葵の紋所との関係が、、
それに比べれば、最近の結婚式ではそんなに気をつけていないし(スピーチでも使いまくり)、今は思い付いたことをたいてい口にすることができる、(良し悪しは別として、)自由な緩い時代です。
「ミサイル」と「忌み言葉」、
このような違いは「言霊(ことだま)」理論で説明できるものなのでしょうか、それとも、英語にも忌み言葉のようなものは存在するのでしょうか。興味のあるところです。
さて、件の「miss-ile」ですが、
ローマ時代から今に至るまでチャンスもあったわけだし、「hittle」とかなんとかしておけば良かったのに、と思いました。


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